ー不易流行(ふえきりゅうこう)ー臆することなく挑戦しよう!
寒くなるとストーブ等の暖房器具や鍋料理に使うカセットコンロ等火を使う機会が増えてきます。さらに先週は東京のマンション火災で2名亡くなる火災もありました。この時期は特に火災が多くなります。
私は消防防災の仕事をしていますので、皆さんにお役に立てる話は無いかと思い、身近な消火器具、消火器のお話をします。
消火器は使用用途で様々な種類があります。一番身近な消火器は粉末消火器です、その外にも水の汚損を嫌う電気室やコンピュータールームで使用される二酸化炭素消火器、油火災に有効な泡消火器等他にも様々な種類の消火器があります。粉末消火器はリン酸アンモニウムという粉状の消火薬剤で炎に吹きかけることによって酸素を絶ち、窒息消化で火を消します。普通火災、油火災、電気火災に有効で全ての火を消す事ができます。
使い方は、①上に付いている黄色いピンを抜く。②ホースを火の根元に向ける。③レバーを握る。その三動作となっています。ほうきで掃く様に消火します。イザという時にすぐ使えるように、どこにあるか把握しておくことも大切です。
また、容器が錆びている消火器は爆発の危険があるので使用しないで廃棄してください。廃棄はゴミステーションや、産廃として出すことはできません。引取りの認定を受けた業者へ依頼してください。もちろん私の会社は引取り
の認定を受けていますので、廃棄処分でお困りの時は相談してください。
これから火を使う事が多くなります。火の取り扱いには十分注意して頂き「火の用心」でお願いします。