
ー不易流行(ふえきりゅうこう)ー臆することなく挑戦しよう!
本日の会長の時間はフードロスについて考えてみたいと思います。先ずその前にSDGsについてお話しします。
SDGSとは、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成すべき17の目標の事で、誰一人取り残されない社会を作るために2030年までに達成すべきゴールの事です。SDGsとは?
Sustainable(サステナブル)→持続可能な
Development (ディベロップメント)→開発
Goals(ゴールズ )の略→目標
持続可能な開発目標と言う意味です。この中の目標12「つくる責任、つかう責任」の部分で、食料の廃棄を半減させ食品ロスを減らすことがあげられています。食品ロスとは、本来まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことで、食べ残し等がそれに当たります。
では、食品ロスは年間でどの位出ているでしょうか?令和4年の集計によると、年間472万トン(家庭が236万トン、事業所が236万トン)となっており、4人家族から出る食品ロスをお金に換算すると、年間平均6万円になるそうです。家庭内でよくあるロスは、冷蔵庫の奥で野菜が傷んでる賞味期限、消費期限が切れている等があげられます。因みに消費期限とは安全においしく食べられる期限の事で、期限内に食べないといけません。その反面、賞味期限は期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるということではありませんが、なるべく期限内においしく食べてくださいという意味です。
次に当クラブについて考えてみると、現在までの例会時におけるフードロスは129,500円です。これだけのお金があれば寄付もできますし、ちょっとした奉仕事業もできます。さらにポリオワクチンに換算すれば、287人分の予防ができ、命が助かります。
ロータリーの行動規範の中に「個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する」とありま
す。フードロスもお金を払えばいいんだと言ってしまえばそれまでですが、お金だけでは済まされないと思います。人として守るべき行動、ルール。ロータリアンは皆の見本にならなければならないと思います。