ー不易流行(ふえきりゅうこう)ー臆することなく挑戦しよう!
先週末は行事が目白押しでした。19日は地区部門長会議、ガバナー補佐研修。20日は子ども屋台選手権が開催されました。携わった方々は大変お疲れさまでした。
さて、本日は物の数え方、その中でも生き物の数え方からちょっと深いいお話をしたいと思います。
動物の数え方についてこんな逸話があります。それは、食べ残す部位、死んでも残る部位がその単位となる。例えば牛はモモ肉やヒレ肉、体の大部分は食しますが頭の部分は残ります。なので1頭、2頭…。鶏もほとんどの部位は食べますが、羽の部分は残ります。なので1羽、2羽…。魚は身も頭も食べますが、尾っぽは残りますので1尾、2尾…。
では、人間はどうでしょう?人間は火葬したら灰しか残りません。しかし、名前は残ります。なので1名、2名…。
ここからが本題ですが、その事で深いい話があります。21歳の特攻隊員が出撃する前に残した言葉です。『牛や馬は「一頭」、鳥は「一羽」、魚は「一尾」と数える。なぜか?それは、動物の数え方は「死んだ後に何が残るか」で決まるんだ。では、人間はどうだ?「一名」。そう「名前」だ。人間は死んでも「名前」は残るんだ。自分の大事な大事な「名」に恥じない「生き方」ができているか?一回きりの人生、後悔せぬよう意識すべきことは、「能力」ではなく「生き方」だ。「知識」ではなく「行動」、読むべきものは「空気」でも「本」でもない、「自分の心」だ。明日人生が終わると思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい。』
こんな言葉を残して戦艦に体当たりし、玉砕しました。私たちがこうやって平和で暮らして行けるのも、先人たちのおかげだと思います。その先人たちが残したありがたい言葉を自分に置き換えて、名に恥ぬよう大切に生きて行きたいと思います。