ー不易流行(ふえきりゅうこう)ー臆することなく挑戦しよう!
最近自然災害が多いです。地球温暖化による異常気象が主な原因と考えられます。また、地震も多くて、最近の出来事で言うと宮崎県沖を震源とする地震で大分でも久しぶりに震度4程度の揺れがありました。南海トラフ地震の前兆ではないかと心配されました。
そこで今日は自然災害の中でも洪水についてお話致します。9月21日から22日にかけて石川県では記録的な大雨が降りました。特に能登地方の被害は酷く、死者12人、行方不明2名、避難生活者456人、停電890戸と、甚大な被害が出ました。さらに追い打ちをかけたのが二次災害と言われるものです。ある商店は1月の地震で被害を受け、やっと復興し再開した所に今回の洪水で全て流され、一からやり直し。また、仮設避難所が床上浸水となりました。この地域は山が多く平地が少ないため、仕方なく平地に作ってしまったのが原因です。
では、もし大分に大雨が降って大分川が氾濫したらどうなるでしょう?大分市のハザードマップによると大分市中心部は床上浸水。これを聞いただけでもゾッとします。どれだけの被害が出るか予想できません。
それでは普段から私たちはどのように心がておけばいいでしょう?ラジオやテレビからの情報をキャッチする。非常持ち出し袋を準備しておく。避難所を確認しておく。家族との連絡方法を確認しておく。家の周りを事前に点検整備しておく。そして、緊急時は防災無線からの警戒警報、避難命令が発令されたら速やかに避難を行う。避難する時の持ち物は最小限で。皆で行動する。お年寄りや子供を優先し、必要であれば介助する。これは、洪水だけではなく地震や台風にも言える事です。
また、大分市では市内34カ所に洪水監視カメラが設置されています。リアルタイムに映像を見ることができるので、是非見てください。「大分洪水監視カメラ」と検索したらそのYouTubeサイトに繋がります。
「備えあれば憂いなし」日頃から防災に対しての意識を高めておきましょう。